デザイナーの転職相談室

デザイナーの転職に関する相談に、転職コンサルタントの井出雅文さんがお答えします。
相談は随時募集中。詳細はこちらから。

09/08/06

Question.

グラフィックから営業・マーケティングに転職したい。(30歳・女性)

今までグラフィックの制作一筋でやってきました。
ものづくり自体は好きで、日々の業務にもさほど不満はないのですが、
より視野を広める為に営業職やマーケットの企画にも携わっていきたいと考えるようになりました。
しかし、大卒からそれ一筋でやってきている人もいる中、会社の役にたてるか、
それ以前にそのような仕事に転職ができるかも疑問です。 アドバイスいただけますでしょうか?

Answer.

最近こういったご相談が増えてきたような気がします。理由として挙げられるのは、グラフィックデザイナーの方々が、企画や営業の現場まで踏み込んで欲しいというニーズが増えてきているという背景もあると思いますし、実際にそれで成果を上げているグラフィックデザイナーが周りに増えてきたというのもあるかもしれません。

ただ、実際のところは、グラフィックデザイナーの肩書きがプランナーやプロデューサー(営業)に変わって職種転換を図ることが大切なのではなく、グラフィックデザイナーの仕事との関わり方の変化が起きているという点に注目されたほうがいいでしょう。

日常業務の中では、「営業的観点にまで踏み込んで考える余裕があるなら、もう一つデザイン案出してくれ!」と営業担当者に言われがちであることもありえると思いますがあなたが営業的視点を大切にするグラフィックデザイナーであることがチーム内でも評価されると、そのような案件が自分に回ってくるよう可能性は確実にアップします。

今はクライアントのニーズも高度化していますので、まずは社内を気遣って見渡してみると企画的な取り組みが求められる案件がゴロゴロところがっていることを認識してください。さらに大きい視点に立てば、制作側であったことの強みを活かして、広告クライアント側へのキャリアアップの選択肢も最近は増えてきているようです。