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    ヒストリー
「芸術評論募集」とは――
1954(昭和29)年、月刊『美術批評』の新人評論募集として始まり、第2回以降は『みづゑ』『美術手帖』『国際建築』『デザイン』各誌の連動のもとに、第8回以降は『美術手帖』を媒体に、評論家の登竜門として多数の才能を発掘してきました。

(過去の入選作)
第1回(1954)
審査員=今泉篤男、滝口修造

一席 東野芳明 「パウル・クレエ試論」
佳作 中村義一 「日本近代美術の性格」

第2回(1955)
審査員=今泉篤男、滝口修造、植村鷹千代

一席 中原佑介 「創造のための批評」
佳作 多木浩二 「井上長三郎論」
   金子昭二 美術批評の問題」
   木村彰 「これからの日本画はどうあるべきか」

第3回(1958)
審査員=岡本謙次郎、針生一郎、滝口修造

一席 織田達朗 『原爆の図』とその周辺――丸木位里・俊子、鶴岡政男、岡本太郎の場合」
佳作 松本俊夫 「戦後美術の主体と方法」

第4回(1963)
審査員=滝口修造、浜口隆一、針生一郎
 

一席 宮川淳 「アンフォルメル以後」
佳作 安藤貞之 「デザイン参加論」
   日向あき子 「藤松博論――近作と風土」
   早野永明 「懐疑からの出発」
   本間禎一
「科学時代における芸術と芸術家 そのヴィジョン」

第5回(1965)
みづゑ創刊60周年記念
審査員=滝口修造、生田勉、針生一郎

一席 岡田隆彦        
「はんらんするタマシイの邦
 イヴ・タンギーの難破譚につき」
佳作 平井亮一 「私の主題」
   中村英樹 「両義的イメージの予感」
   中村隆 「現代建築・デザインの状況」

第6回(1969)
美術手帖創刊20周年300号記念
審査員=川添登、東野芳明、針生一郎

一席 大久保喬樹 「ジャクスン・ポロック――Mへ」
佳作 桂川青 「転移空間〈未来のノートから〉」
   中村英樹 「獰猛神群・交合神群」
   李禹煥
「事物から存在へ」

第7回(1972)
みづゑ創刊800号記念
審査員=針生一郎、中原佑介、宮川淳

一席 たにあらた 「芸術における〈制度〉の問題(1)」
佳作 小林康夫   「劇(ドラマ)――読むことについて」
   花村誠一    
「エムペドクレスの末裔――現代美術へのサイコレオロジカルな接近の試み」
   伏久田喬行 
「なぜ〈表現〉なのか――前提としての〈存在〉概念の素描」
   森田一敏 「十三番目の騎士」

第8回(1979)
美術手帖創刊30周年記念
審査員=針生一郎、多木浩二、藤枝晃雄

一席 該当作なし
入選 秋田由利   
「美術における終焉と自由
 ――構造主義以降の地平から」
   西嶋憲生     「時代・仕事・アイデンティティ
 ――デラシネからの再生のために」
佳作 那賀裕子+貞彦 「発生的絵画の発生」  
   高橋誠 「P・セザンヌとD・H・ロレンス
 ――現象学的考察」

第9回(1983)
美術手帖創刊500号記念
審 査員=高階秀爾、東野芳明、中原佑介

一席 松浦寿夫 「絵画のポリティーク」
佳作 田野金太 「創造・実存・自由」
   篠田達美 「ジュリアン・シュナーベル」
   暉峻創三 「美術史の前衛から前衛の政治学へ」

第10回(1986)
美術出版社創業80周年記念
審査員=多木浩二、東野芳明、中原佑介

一席 倉林靖     
「『ポストモダン』あるいはイメージのアナキズムについて」
   石津隆志 「絵画の場所」
佳作 清水哲朗      「器官からの逃亡――もうひとつの逃走線としてのアルトーへ」
   飯島洋一 挑発する都市」

第11回(1993)
美術手帖創刊650号記念
審査員=多木浩二、中原佑介、酒井忠康

一席 伊藤制子  
「水のイマージュとしての音楽
 ――武満徹論」
佳作 西村智弘 「ウォーホル――映画のミニマリズム」
   菅章     「アンチ・ミメーシスの文脈――川俣正におけるコンテクストの意味」
入選 原田環     「フェイクの国のアリス
――シンディ・シャーマンの作品世界」
   暮沢剛巳 「イメージ批判序説」
   浜田邦裕 「アンビルトの理論」
   古屋俊彦 「不関与性の芸術」

第12回(2003)
審査員=小林康夫、谷川渥、椹木野衣
一席 該当作なし
佳作 木村覚     「踊ることと見えること
 ――土方巽の舞踏論をめぐって」
   土屋誠一      「失くしたものの在処をめぐって
 ――斎藤義重、1973年、再制作」
   福住廉 「alternative reality ストリート・アマチュア・クリティカル」
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